【本を出版した著者インタビュー】秋山剛さん(SNS採用コンサルやボクシングジムも営む電気工事会社社長)

秋山剛さんへの一問一答

 

Q1.これまでと現在のお仕事について、教えてください。

 

 

A1.23歳で起業して電気工事会社をつくって以来、

 

ボクシングジムなども並行して運営してきました。

 

 

コロナで窮地に陥ったときに始めた

 

TikTok発信でV字回復して以来、

 

TikTok運用を実践した知識と経験を活かして、

 

SNS採用コンサルにも取り組んでいます。

 

 

いまは原点である

 

電気工事会社とジム、SNS採用コンサル、

 

3つの事業の経営で、充実した毎日を送れています。

 

 

 

Q2.たくさんの本を出版されていますが、出版してよかったことは何でしょうか?

 

 

A2.これまで紙の書籍と電子書籍を

 

4冊ずつ出版しましたが、

 

よかったのはおかげさまで多くの方が

 

手にとってくださったことと、

 

本の制作を通じて自分の考えや

 

経験を整理する機会を持てたことです。

 

 

とくに大きかったのは、

 

自分のポジショニングを考える機会になったことです。

 

 

『TikTokでビジネスをバズらせる本』

 

(かざひの文庫)を出版したときに

 

TikTok集客をしたい人を

 

支援ができる立ち位置をしっかり打ち出すことができ、

 

『企業のSNS運用』(かざひの文庫)

 

の出版で企業へのSNSコンサルへ進む、

 

と自らの進む道を定められました。

 

 

つまり、本をつくる際に自分を棚卸ししながら

 

言語化することに集中する過程で、

 

自分がどのようなポジションかが明確になって、

 

進むべき方向性がはっきりしたのです。

 

 

 

Q3.出版によって、さまざまなお声がかかるようになりましたよね?

 

 

A3.出版をきっかけに、

 

これまで関わりのなかった企業や団体から

 

講演などのお声がけが増えました。

 

 

商工会などが講演を依頼する際、

 

「著者」というポジションがあれば、

 

声がかかりやすくなるのは間違いありません。

 

 

大手企業からも講演の声がかかったのは、

 

本を出していたからでしょう。

 

 

出版によって自分のステージが上がったのだな、と感じます。

 

 

 

Q4.原点ともおっしゃる電気工事会社について書いたKindle電子書籍(『電気工事で新しい世界をひらく』)は、とても大きな反響を呼びました。

 

 

A4.この本は、最近の自社の取り組みや

 

採用に関するテーマで出版したものです。

 

 

2025年から始めたXで

 

「あきやま@電気の匠」として発信している、

 

「社員みんながしあわせに働ける会社をつくるために、

 

同じ想いを持った仲間を集めて、

 

力を合わせて売上を伸ばしながら、

 

未来に向けて新しい世界を開いていく」という決断を、

 

1冊にまとめました。

 

 

出版して驚いたのは、

 

思いがけない反響の多さです。

 

 

何十年ぶりかに地元の中小企業経営者から、

 

「あの本を読みましたよ」と連絡をもらいました。

 

 

彼は同級生と2人で会社を立ち上げ、

 

さまざまな苦労を乗り越えてきたことを

 

思い出す機会になった、

 

としみじみと言ってくれたのです。

 

 

ほかにも、本を読んだことをきっかけに、

 

仲良くしていた経営者から

 

久しぶりに食事に誘われることもありました。

 

 

そのような「想い」のある

 

経営者の共鳴を生むことができ、

 

一緒に業界を盛り上げていくことにつながったのは、

 

とてもうれしいことです。

 

 

思いがけない反響を通して改めて感じたのは、

 

「かっこつけるより、

 

いまの自分の正直な気持ちを出すほうが、

 

人にちゃんと伝わるんだな」

 

ということです。

 

 

出版によって得られるものは、

 

知名度だけではなく、

 

共感を軸にしたつながりではないでしょうか。

 

 

本音を発信することで人との信頼関係が生まれ、

 

新しい出会いが広がっていきます。

 

 

その積み重ねが、次の挑戦や

 

プロジェクトへつながっていくのだと思います。

 

 

 

Q5.ほかに、本を出したことで感じられたことはありますか?

 

 

A5.強いてあげれば、

 

「発信する側としての責任」です。

 

 

「本で発信した以上、有言実行で行かなければ」

 

という意識を常に持つようになりました。

 

 

出版は、自分自身を律する行為でもあると感じています。

 

 

 

Q6.秋山さんの「すべてをさらけ出す姿勢」に、多くのファンがついています。

 

 

A6.社長が自身のノウハウなどを本で紹介するとき、

 

それが自慢のようになってしまっては、

 

いくら素晴らしい内容であっても

 

人にはなかなか伝わりません。

 

 

重要なのは、自分の弱みも含めて、

 

成長や気づきを自己開示することではないでしょうか。

 

 

わたしはこれまで、発信を通して

 

「自己開示」の大切さを何度も実感してきました。

 

 

とくに印象的だったのは、

 

ある経営者の集まりで、

 

わたしの父が自ら命を絶った出来事を

 

はじめて公に話したときのことです。

 

 

あとから連絡をくれたひとりの男性が、

 

「わたしの父も、自ら命を絶ちました。

 

 

心のなかで自分も同じ道を辿るのではないかと

 

自暴自棄になったこともありましたが、

 

そんな経験も話してもいいんだとわかり、

 

勇気が持てて、肩の荷が降りました」

 

と打ち明けてくれたのです。

 

 

わたしの話がきっかけで救われた、

 

と聞いたとき本当に驚いたのと同時に、

 

「自分の発信には同じような境遇の人を救う力があるんだ」

 

と気づきました。

 

 

その後、SNSを通して

 

10代の息子を持つ母親からもメッセージが届き、

 

「秋山さんのXの投稿を読んで涙が出ました。

 

 

うちの子どもも高校中退して

 

現場仕事で試行錯誤している状況なので、

 

秋山さんの電気工事の本を読ませたい」

 

と言っていただきましたが、

 

そんな言葉に触れるたびに

 

「発信することの責任と意義」

 

を強く感じています。

 

 

苦しいことを経験した人もいるとは思いますが、

 

かならずその経験には意味があります。

 

 

乗り越えてきたことを、

 

いま苦しんでいる人に届けて

 

勇気づけることがあなたの役割かもしれません。

 

 

 

Q7.秋山さんから見て、どのような社長さんに本を出版してほしいですか?

 

 

A7.わたしが出版してほしいと思うのは、

 

業種にかかわらず自分の業界に誇りを持ち、

 

次の世代に仕事の魅力や想いを

 

 

届けたいと願っている社長です。

 

 

その想いを出版という形で

 

残すべきではないでしょうか。

 

 

出版すれば同じ志を持つ人たちが共鳴し、

 

救われる人たちや新しく人生を切り開く人たちも

 

生まれてくるはずです。

 

 

出版には、人と人を結びつける力があります。

 

 

実際、出版をきっかけに

 

「一緒に業界を盛り上げよう」

 

と手を組む仲間が増えました。

 

 

それもすべて、本やSNS発信を通して

 

「想い」が伝わった結果です。

 

 

 

Q8.採用に悩んでいる社長さんに向けて、メッセージをいただけますか。

 

 

A8.採用の現場は過去と現在とでは

 

 

まったく状況が異なり、

 

企業は人手が足りず、「ぜひ来てほしい」

 

と求職者を探している状態です。

 

 

若い人たちが就職に困ることはありません。

 

 

ですから、従前のような求人広告を出しても

 

反応がないのは当たり前で、

 

人が集まりにくくなっています。

 

 

仮に応募があっても条件面だけで判断されてしまえば、

 

より待遇のいい会社を見つけると

 

転職してしまうケースもあります。

 

 

ですから、発信を通して自社の理念や

 

採用の軸を言語化することが欠かせません。

 

 

「どんな人がこの会社で活躍しているのか。

 

ここで働くことで、どんなスキルを伸ばし、

 

どんな挑戦ができるのか。

 

そして、どんな仲間たちと、

 

どんな未来を一緒に描いていけるのか」

 

といったことをはっきりと示すことが

 

できない経営者のまわりには、

 

これからの時代、

 

ますます人材が集まりにくくなるでしょう。

 

 

とくに不人気業種では、

 

若い世代の採用ができなくなります。

 

 

電子書籍での言語化もひとつの発信の形であり、

 

そこへ企業としてのメッセージを込めることができます。

 

 

ぜひ、あなた自身のアツい想いを発信してください。

 

 

 

  
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