目次項目を出したあとに全体のつながりを見直す

  • 本命商品・ターゲット・本の内容のつながりを確認する

 

目次を書き出したら、項目の見直しが必要です。

本命商品と、タイトル・企画のテーマ(書き出した項目)が

つながっているかどうかをしっかりチェックしてください。

 

ターゲットがぼんやりしていると、

最終的にぶれやすくなってしまうので、

あとで本命商品がぶれないようにするためにも、

項目を出したあとで、全体を振り返っておきましょう。

 

  • 本命商品のターゲットの階層を意識する

 

本命商品の金額が高いもの(50万円以上)ほど、

ターゲットはプロ・専門家が多くなるでしょう。

そのため、読者もプロ・専門家であることを想定して、

専門的な内容を目次に入れていきます。

とくに、専門家の人がつまずくポイント、

聞いて喜ぶポイントを具体的に盛り込むのがおすすめです。

 

逆に、本命商品が比較的リーズナブルであれば、

読者も初心者を想定して、一般読者向けの本にしましょう。

このように、本命商品とターゲット層によって、

目次の構成も変わっていきます。

 

経営者向けの本なのに

「一般の人も、主婦も、会社員も、経営者の人も読める本」

という意識でつくると、

ターゲットが広範囲になりすぎて失敗しがちです。

紙の本ではなく、

せっかく電子書籍を出すのであれば、

ターゲットをピンポイントにしたほうが

本命商品に人が集まりやすくなるので、

「誰でも読める本」にはしないほうがいいのです。

 

一番来てほしい人たちを絞るには…

✕ 30代の女性(主婦および働いている人)

○ リーダーや経営者

○ 企業の後継者

〇 起業していて、年商がまだ500万円にいかないけれど、
  ここから1000万円に上げていきたい、オンラインで仕事をしている人

 …というように具体的に設定してください。

 

本命商品を購入されるターゲットを明確にして、

それに沿った目次をつくる。

出版で本業の売上を伸ばしていくには、

この流れが必要です。

本づくりの最中に、

本命商品・ターゲット・テーマがずれてしまわないように、

この最初の段階でしっかり振り返り、

自分のなかで明確にしていきましょう。

 

  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

よく読まれている記事