売れる! 目次項目の立て方

 

売れる本には、目次に秘訣があります。

どんなものだと思いますか?

それは、目次を読むだけで

答えがわかる構成になっていることです。

そのため、5つのコツを使って

見出し・小見出しをつくっていきましょう。

 

1 動詞でまとめる

 

まず、おすすめしたい方法は、項目を「動詞」にすることです。

(例)

「子ども同士のケンカには口を出さない」

「相手の話は反論せず、いったん受けとめる」

「反論するときは、ひと呼吸おく」

 

・「何をどうする」

・「こういうときにはこうする」

という項目の出し方を意識すると

状況がわかりやすくなりますよ。

 

2 適度に数字や期限を入れる

 

 適度に数字や期限を入れる方法もおすすめです。

(例)東大脳は12歳までに育てる

 

 これは、過去につくって実際に売れた本のタイトルです。

「東大脳」というキーワードと

「12歳」という期限の区切りが、

売れたポイントのひとつでした。

数字があると、インパクトが生まれ、わかりやすく伝わります。

たとえば

「1日30分のウォーキングで10キロ痩せる」

「1000万の売上をあげる」

というように、期限を入れたり、

金額を入れたりするのもいいでしょう。

目次のなかにときどき数字を入れると、

興味を引きやすくなるのでぜひ取り入れてみてください。

3 20字以内、ひと言で言える長さにする

 

項目が長すぎると覚えにくく、

印象に残らなくなってしまいます。

ですから、項目はひと言で終えられるように目指しましょう。

短い分にはかまいませんので、

最大20文字を目安にするといいでしょう。

 

4 ときどき疑問形の項目も入れる

 

断定をする言い方が難しい場合は、

項目に疑問形を入れてもかまいません。

(例)日常生活のなかで子どもの才能を伸ばすには?

 

5 答えは言わないが、興味をそそる項目

 

読者の興味を引くために、

「ここだけは」「これ」「ここ」という言葉を、

ところどころで活用していきましょう。

これらの言葉を入れることで、

かなりアクセス数が上がる傾向があります。

(例)

「ここだけは外せない絶好の開運スポット」

「これだけ押さえれば寿命は10歳延びる」

「これをすればEDは改善する」

 

このように、箇条書きにした項目は、

この5つのポイントを使って整えて、

「売れる本の目次」にしていきましょう。

 

番外、Q&Aの項目

 

Q&Aを入れるのは、

どのジャンルの本でもとても評判がいいものです。

「Qの質問にAで答えをひと言入れて、そのあとに詳しく説明していく」

という流れにするといいでしょう。

 

(例)

Q どうしても怒鳴りたくなってしまったときには?

A 一度別室に移動して深呼吸しよう

 

講座やセッションをしている人の場合、

よくされる質問を入れるようにすると、

「こんな疑問にも答えてくれる人なんだ。教えてもらいたい」

という印象がつき、

本命商品の購入へとつながりやすくなります。

 

目次はよく読まれる項目である分、

ポイントをしっかり押さえることで、

読者の興味を引き、ぐっと「売れる本」に近づきますよ。

  
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