読者目線で3大ポイントを押さえる

 

本をつくるときに大切なのは、

読者を想像して書くことです。

相手が知りたいことを、

わかりやすく伝えるように意識しましょう。

 

本を読む習慣のある多くの人が、はじめに確認するポイントは、

1 表紙(タイトル・デザイン)

2 目次

3 著者プロフィール

以上3点です。

 

実際、本を読むときに、

「ここを確認して読むかどうか決めている」

という人もいるのではないでしょうか。

ひとつずつポイントをお話ししていきましょう。

 

1 表紙(タイトル・デザイン)

 

「本は表紙9割」

というぐらい、重要なポイントです。

タイトルや表紙デザインなどは、それほど本の売上を左右しているのです。

ここでは、

「誰のための本なのか」

「誰が、どのようになるのか」

ということを明確に出しましょう。

 

Amazonで電子書籍を販売する場合、

紙の本よりも表紙のサイズがかなり小さくなります。

そのため、たくさんの文字を入れてしまうと、

読みにくく、内容が伝わりません。

端的に言いたいことを表現できるデザインにしましょう。

 

2 目次

 

紙の本ではとくに、

立ち読みで目次を確認する人が多いのではないでしょうか?

多くの人に読まれるところですので、

理想は、目次だけ読んでも

本の内容がわかるようにしておくことです。

目次だけ見ても、誰に向けた本で、

どういう結果が手に入るものなのかが

しっかりとわかるようにしましょう。

Kindle案内文をつくるときも、

同じように、できるだけ目次の要素を入れて作成してください。

 

また、いい目次をつくれると、

メルマガ、ブログ、ランディングページ、

講座の資料などのすべてに活かすことができるので、

この機会に慣れておくといいですね。

 

3 著者プロフィール

 

プロフィールは、どんな実績を持っていて、

何をしている人なのかという、

著者の権威性を示せるものです。

一般の人以外にも、

編集者やメディア関係者が取材する際に、

かなり参考にしています。

ここで絶対に入れたほうがいい要素は、「数字」です。

・何年取り組んでいるのか

・何人相手にしてきたのか

・どのぐらいの経歴があるのか

…といったことは、しっかり書きましょう。

 

ただし、できることを並べるだけでは、

ただの自慢話になってしまいかねません。

そうならないためにも、

想いの部分もしっかり書いてください。

・どういう理念、どういう想いで

・誰を相手に提供してきたのか

こういった「想い」に、読む人は共感し、

興味を持ってくれるのです。

もし同じ分野の人がたくさんいる業界だとしても、

「想い」の部分はオンリーワンのもののはずです。

他者との差別化にもつながります。

 

また、一度いいプロフィールをつくると、長く使えます。

本だけでなく、ホームページや講座案内、

書籍やメディアへのアプローチにも使うことができるので、

しっかりつくり込みましょう。

 

  • 本づくりのメリットを最大限活かす

 

せっかく出版するのであれば、

本のメリットを最大限活かしていきたいですよね。  

この3つの要素は、本だけでなく、

ほかでも活用できる大切なポイントです。

 

・「自分が何の専門家なのか」をどう打ち出すのか

・どんなキャッチコピーでいくのか

ということは、本の表紙だけでなく、

今後のビジネスを考えていくときの軸になります。

3つのポイントを押さえて本を作成する工程は、

自分のビジネスを固めていくための絶好の機会にもなるのです。 

  
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