桃太郎と三蔵法師

リーダーには、
桃太郎タイプと三蔵法師タイプがあります。

桃太郎は、起業家。
鬼ヶ島に鬼を退治に行き、
お宝を奪還するという目標を立てた
起業家、すなわち理事長です。

最初に出会った、
イヌは、実務家。

桃太郎の指示に従って、
黙々と使命を現実なものにしていきます。
一番最初に必要なパートナーは
理事長がやりたいと思った仕事をを黙々とこなす実務家です。

実務がうまく回り始めると必要なのは
組織を管理でき、総務、経理ができる管理者です。

サルは、桃太郎とイヌがやっていることを
もっと効率的にできないか?
間違ったことをしていないか? 
冷静に見てくれるます。

3番目に出会ったキジは、
そんな桃太郎、イヌ、サルの人間関係を注意深く観察し、
空から全体をいい方向へ持っていくためのことを考えます。

桃太郎は、先頭を突き進むリーダーです。
腕っぷしも強く、決断力もあります。

一方の三蔵法師は、
えらいお坊さんですが
馬に乗って、
妖怪が出てきたら、戦わずに
簡単に捕まります。

三蔵法師にあるのは
天竺に経典を求めるという理念と
何があっても揺るがない強い信念だけです。

そう、
決してぶれません。

一番最初に出会うのは、
孫悟空。
イヌよりも、
もっとスーパー実務家ですが、
自分の判断で動けます。

超自信家で、
ルールを破るのもお構いなし。
孫悟空の行動を止めることができるのは、
頭を締め付けるわっか、緊箍児(きんこじ)。

孫悟空は、
自由自在にやりたいことをやります。
行動に制限はありません。
三蔵法師の意思に反した時だけ、
頭が締め付けられるので、
それまでは自分の意志で好き勝手にやります。

そして、
三蔵法師の理念に共感してます。
大好きです。

2番目に出会うのは、
愛されキャラの猪八戒。
欠点だらけです。
「食べ物を見れば目が無い」
「できるだけ楽をしよう」
「女好き」
「困難を恐れる」
「たまにうそをつく」

でも、
猪八戒がいない西遊記は考えられません。
そして、
猪八戒は孫悟空が大好きで、
孫悟空の言う事は何でも聞きます。

3番目はキャラの薄い沙悟浄。
孫悟空からの信頼が厚く、
孫悟空がいないときは三蔵法師を守る役目は
沙悟浄に任されます。

孫悟空は
沙悟浄を信頼しています。

桃太郎と三蔵法師。
さあ、
あなたはどちらでしょう?

  
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