「松下政経塾」の元塾頭の上甲晃さん

一流の人間は決して弁解しない。
弁解と言い訳で男を上げた奴はいない。
うまい言い訳ほど、みっともない。

「条件がそろえば、決断する。」
と言う人間は、いつまでも決断できない。
決断することで、条件はクリアできる。

昨夜、「松下政経塾」の元塾頭の上甲晃さんの講演。
普段はあまりメモを取らないのですが、
昨日は4ページもビッシリ。

何を話すかではなく、
誰が話すか。
説得力は実践した人からしか生まれませんね。

上甲語録をご覧ください。
一言一言がしみ込んできました。

肉体の背骨が曲がっていたら
身体が痛くなる。
心の背骨が曲がっていたら
生き方が定まらない。

心の背骨のことを
「気骨」と言う。

明日を思い煩うことなかれ、
今日にかけよ。
この瞬間に命を懸けるしか、
明日を開くことはない。

人生のテーマを持て。
仕事をテーマにするな。
仕事をテーマにすると、定年で終わる。

一次情報で勝負せよ。
パソコンに向かう前に、
現場にむかえ、現場に立て。

「どんな意味があるんですか?」
と頭のよい奴ほど聞く。
「わかってやるんじゃない。やればわかる。」

やる気のない奴と
俺は偉いと思っている奴ほど、
学ぶ力は低い。

人間力がないと、
いくら技術、知識があっても魅力はない。
魅力は自分のために働く奴にはない、
みんなの利益を考える時に現れる。

「真理は平凡の中にある」
変わらないものに目を向けよ。
人間の本質は変わらない。
だから、2500年前の論語
2000年前の聖書は今も心に響く。

誰でもやっている普通のことを
誰よりも徹底的にやれ。
「そこまでやるか?!」
これを毎日、毎日できる奴がすごい奴。

相対差で勝負をするな。
絶対差で勝負をしろ。
絶対差とは、
毎日当たり前のことを積み重ねていくことでしかできない。

小さな積み重ねの差が大きくなる。
そして、
それは絶対に追いつかれない。

だから、
ひとつを変えればすべてが変わる。

「継続は力なり」とは、
微妙な変化に気が付く力が付くから。
微妙な変化を感じ取る力が絶対差の源。

あなたの仕事が本気かどうかを確かめるために
あなたの前に一番嫌な奴の姿で神が現れる。
だから、
その課題を克服することが一番の成長になる。

他人をあなたの思うように変えることは出来ない。
同じように、
他人もあなたを変えることは出来ない。
しかし、
自分で自分を変えることは出来る。
それが、
人生最高のプロデュース。

うまく行ったら、
みんなのおかげ。
うまく行かなかったら、
自分のせい。
悪いことが起きると、
あなたが一番成長できる。

さあ、
今日も楽しく生きましょう。

  
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