「カリスマ講師と呼ばれる」には訳がある。

「おいしいチャーハンを作れます。」

では稼げません。

 

学びは、4段階で深くなります。

 

知っている→やったことがある

→できる→教えられる

 

セミナー講師として活躍しようと思うなら

4段階目の教えられるの到達しなければ

仕事になりません。

 

例えば、

チャーハンのおいしい作り方を教える場合

 

1.知っている

おいしいチャーハンのレシピを見ると

作れる気になる。

 

「なーんだ。こんなに簡単に作れるんだ。」

 

レシピを見ると作れそうな気がします。

でも、それは頭の中で想像しているだけです。

 

次のレベルが、

2.やったことがある

レシピを見ながら、実際に作ってみる事です。

実際に、

手を動かし、タイミングを見計らい

作ってみると、格好だけはマネができた気になります。

 

「ちょっと難しかったけど、できた!」

 

それは、

出来た気になっているだけです。

 

レシピを見て作っても

その人の技量によって

おいしさは全く違うでしょう。

 

次は、レシピを見ないで

何回も自分の工夫を入れて作ってみる事です。

 

3.できる

何回作れば

自信の作品ができますか?

 

米の硬さ、

火の加減、

卵の溶き方、

具材のサイズ。

 

色々と気が付くポイントが分かります。

 

ここで終わると、

他と差別化ができません。

その他大勢に紛れ込んでしまします。

 

カリスマになるには、

「因数分解する力」が必要です。

 

京セラの稲森和夫さんは

仕事の成果=考え方×熱意×能力

と因数分解して、

一言で分かりやすく説明しています。

 

この本質を言い切る力が、

プロには必要です。

 

おいしいチャーハンを作る本質を

因数分解で表現してみる力です。

 

例えば、

こう言い切ることです。

 

おいしいチャーハンを作る

大事なポイントは3つです。

 

おいしいプロチャーハンの作り方

=火の加減×卵の溶き方×独自のメソッド

 

この独自のメソッドを

あなた流の言葉で表現できるかどうかです。

 

あなたしか語れない「本質」を

因数分解で表現する。

 

これができるようになると

4.教えることができるようになります。

 

ほとんどの講師は

1.知っている

2.やったことがある

このレベルで終わってしまします。

 

だから、

3.できる

と言い切ることができる講師は人気講師になれます。

 

それは

1.自分の工夫で、

100回やった人かもしれません。

 

2.それをきちんとチャート図に

落とし込んだ人かもしれません。

 

3.途中の作業を写真や図解で

ビジュアル表現した人かもしれません。

 

でも、

ほとんどの人は最後の「本質」を

因数分解するところまでの作業を行っていません。

 

「本質」を一言で言いきる。

 

その「本質」が

グキッと心に突き刺さる。

 

因数分解した一つ一つを

具体的に説明できる。

 

このスキルを身に付けた人が

カリスマと呼ばれる講師になります。

 

1.知っている

2.やったことがある

3.できる

4.教えられる

 

さあ、

あなたはどのレベルで講師をしていますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

  
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