スティーブ・ジョブズは毎日、 「やる気」を出そうとしていただろうか?

「やる気はあるんです、やる気は。
でも、上手く行かないんです。」

「やる気」とは、
「やろう」言うまでのウォーミングアップ。
GO!と動くまでのセルモードの事。

「やる気」を育てている最中は、
最後にどうなりたいのかという明確なビジョンがない。

だから、入り口がわかっていても
最後までのプロセスがわからない。

「やる気」より
「いきなりその気」。

「やる気」を作ろうとしている人が見ているのは
「自分」。
「よし!やろう。」と思う自分を見ているだけ。
成功するビジョンは見ていない。

だから、
自信がないとか、
誰かに一言言われたら、
「やる気」は消えてしまう。

「その気」の人が見ている映像は
成功している自分がいる
到達点のビジョン。

子供の頃は
いつでも、
「いきなりその気」になれた。

ウルトラマンを見たら、
怪獣をやっつけられた。
ピンクレディーをまねたら、
すぐにアイドルになれた。

でも、そんな事が無理だと
あきらめた。
「やる気」を出せと
自分を鼓舞しながら。

スティーブ・ジョブズは毎日、
「やる気」を出そうとしていただろうか?

彼が見ていたのは、
彼が作り出す新しい世界。
自分の到達したい世界をいつも見ていた。

「いきなりその気」になる人が頭の中で、
見ている映像は、到達点のビジョンだけ。

だから、出来るとかできないとかは関係ない。
「やる!」

「やる」=エネルギー
目標に向かう事だけにエネルギーを使っている人は強い。

反対に、
がんばって、「やる気」をだそうと
自分を鼓舞することにエネルギーを使いきって、
エネルギー不足で堂々巡り。

「やる気」より、
「いきなりその気」。

さあ、
今日も楽しく、「その気」になりましょう。

  
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